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2010年 02月 23日
時々、竹林。
気分転換したい時に行く自宅近くの竹林の話です。

僕が住んでいる福岡県の那珂川町は福岡市から南の方角に位置し、市内から車で30分ぐらいにもかかわらずまだまだ自然が残る地域です。

まだ寒い今時分は空腹を抱えた野生の猿が、やって来てそれに呼応する近所の犬の吠え声で時折、騒がしくなるぐらいで普段はいたって静かなものです。

夏になると自宅の庭に面した山からの小さな川で数匹のホタルが毎年、夜空に舞い上がります。

父親の仕事の関係で引っ越しが多かった僕ですが、高校の時分よりこの地に住み、現在は自宅に隣接する工房で木工作品/ギター・ストラップなどを制作する日々を送っています。

自宅から100メートルぐらいのところに或るその竹林は普段、人が訪れる場所では無く手入れなど何も為されてはいないのですが、僕にとって、なんとなく気持ちが落ち着く場所です。


竹林へのアプローチです。

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かぶさる竹が陽の光をさえぎり静けさに満ちた一つの部屋のようです。

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次回は、まだ木工の知識も技術も無かった14年前、思いだけで書いていた頃のデザイン画のみの作品の一つを個展に向けて製作しました。
その制作風景などをご紹介したいと思っています。

鶴川仁美
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by tsurukawah | 2010-02-23 11:31
2010年 02月 18日
レスポールjr カスタマイズ2 ティルピース・ブリッジのヴィンテージ・ライク・フェィク・セッティング
前回に続きジュニアのカスタマイズです。

テイルピース・ブリッジの変更とヴィンテージ・ライクなフェイク・セッティング。
ピックアップ、ポット、ジャックの変更です。

ネットの情報でオールド・gibsonのティルピースがアルミニウム製である事を知り、GOTOHのBridge tail piece GE101Aを入手しました。

そして以前から気になっていたピッチを調整するために左下がりになったそのセッティング。音には関係ないけど何故だかカッコよく思えます

リフィニッシュ前だったらスタッド・ボルトを抜いて打ち直すところですが、さて、どうしたものか?

そこで、思いついたのがテイルピースそのものを斜めに見えるように加工する事です

まずは、適正な傾きの計測。手持ちの資料から約7度の傾きと解りました。

基準となるスタッド・ボルトにテイルピースが接する部分の左側は溶接による5ミリの肉盛り。

右側は5ミリ削り込みで7度の傾きが設定される事を実寸図で導きだしてアルミニウム専門の溶接業者に加工を依頼しました。

( 金属溶接でもアルミニウムは特殊らしいです 。)

これで大丈夫と出来上がりを心待ちにしていましたが、
ここで問題発生!

実は、アルミニウム100%では無いとの事。何かが含有されているので溶接不可との返事。

テストされたのか左側が、わずかに肉盛りされたテイルピースが返ってきました。
そこで改めて思いついたのは、右側の削り込みを予定の5ミリより深くして角度を確保する事でした。

加工中です。

テイルピースをしっかり固定して右のスタッド・ボルトに接する部分を適当な棒状のヤスリで垂直方向に削り込みます。


アルミニウムは柔らかいので簡単です。

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上がオリジナルの亜鉛ダイキャスト製/重量約80g。
下が加工済みのアルミニウム製/重量約25g。かなり軽量です。見た目も違います。

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オリジナル・テイルピースのそのままのセッティング。
→アルミニウム・テイルピースのフェイク・セッティング

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さて、肝心なピッチのチェックですが、結果はOKでした。シビアに計測して加工しましたので使用に問題は、ありませんでした。

音質も生鳴り/サスティーンが向上して期待以上の変化が出ました。
アルミニウム、お勧めです。

単にテイルピースが斜めになっただけですがギターの顔が違って見え気分はヴィンテージです。
ちなみに上の写真、左がオリジナルのべっ甲柄ピッグガード。右が自作の黒のピッグガードです。

本来、テイルピースが斜めにセッティングされてる理由は、オクターブ調整を行うためのようです(スタッドに接するアレンビスにより微調整が可能らしいです。詳細は、Gibson Les Paul junia大全の3.構造とスペックのその2を参照してみてください。)。

そしてコンデンサーの変更。

これに関しては、以前からお世話になっているRYU MOTOYAMA氏にまたまたお世話になってしまいました。氏は某有名楽器店の店長を長らくやってられた方で現在は、独立され個人で楽器のメンテナンスなどを中心に忙しい毎日を送っておられるようです。

ふらっと入った3フロアーの楽器店でオリンピック・ホワイトのストラトを購入したのが縁となり氏とのお付き合いは、すでに20年を越え、楽器のメンテナンスや改造にいつも心良く相談にのってもらってます。

今回もコンデンサー変更の相談をしたところ、現行のGibsonに搭載されているバンブル・ビータイプを始め、ヴィンテージのバンブル・ビー/グレイ・タイガー/ブラック・ビューティーなどをそれぞれ複数個携えて僕の自宅までやって来てくれました。というのも実際、僕が使用しているアンプとギターという同一条件でコンデンサーを決定するのが望ましいからとの事でした。ありがたい事です。

テストしてみると、それぞれ個体差があるということが解り、迷った末にコーネル・デュブラー社のグレイ・タイガーをチョイスしました。

スプラグ社のバンブル・ビーもなかなか良いものでしたが、グレイ・タイガーのその個体は、低域から高域までもバランスが良くガツンと来る感じがしました。


上が変更前のフィルム・コンデンサー。
下がコーネル・デュブラー社のグレイ・タイガーです。

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その他、ポットと ジャックはRYU MOTOYAMA氏におまかせでそれぞれUSA CTS 500K×2/ スィッチクラフト社に変更。


ピックアップの変更

オリジナルは、もうひとつだったのでLOLLAR GUITARSのP-90 にチェンジしました。
このピックアップは通常のP-90の7.0kΩに比較すると9.0kΩという数値が示すようによりファットな音色になるようです。

今回、カスタマイズの対象となったburnyレスポール jrのピックアップは、年代によって違いがあるようで80年代のものはアルニコなのでそれなりに良い音だったように思いますが僕のjrは90年代のものだったようです。

後、このギターに関して気になるところはヴィンテージの配線材でしょうか。

さて、ギターにある程度の満足がいくと今度はストラップとアンプの話になってきます。しかしながらその件は、いずれかの機会に取って置くとして、johnny thundersのアンプ・セッティングの本当のところは、どうだったんでしょうか?

あのぶっ太くてネバッこい存在感の固まりのような音の秘密。

知りたいものです。

どなたか御存知の方、いらっしゃったらコメントよろしくお願いします。

鶴川仁美                                 
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by tsurukawah | 2010-02-18 13:17
2010年 02月 09日
レスポールjrのピック・ガードを自作
ピック・ガードの素材/成形の型/トリマーを用意します。

素材は、厚さ1.7ミリのベークライトの黒を使用しました。ボーリングの玉や電話の受話器なども同素材で硬く安定しているという特徴があり、ギブソン社もチョイスしてたようです。


こんな素材です。寸法は、仕上がりより余裕をみて185×185ミリで注文。

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成形するために製作した型です。
フリーハンドで切り出すことも可能ですが、手早く正確に作るには型が、あった方が便利です。

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加工中です。

材料の上に型を置いてクランプなどで、しっかり固定します。
トリマーなどの高速回転の電動工具を使用するのでクランピングが不充分だと失敗するうえにキケンです。

最低2カ所クランピングが必要です。

材料の下に捨板を敷き込んでおくと仕上がりが良好です。

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出来ました。エッジはペーパーで滑らかに。


ビス止めの穴加工は、完成したピッグカードにオリジナルを重ねてマーキンング後に。

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左がオリジナル。右が自作ピッグガードです。

べっ甲タイプも好きなんですが、アイスブルーにはコントラストが、付くブラックかと。

ビザール・ギターなどを参考にオリジナルピッグガードの製作も思案中です。

それにしても半世紀を過ぎても尚、輝き失せないデザインを施したギブソン社に限らず先人たちの偉業には頭が下がります。

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続きはまた。
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by tsurukawah | 2010-02-09 18:54