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2010年 05月 28日
アリスの鏡
以前、予告していた鏡の制作風景の紹介です。

この作品は、今のように木工の知識も技術も無かった頃、思いついたデッサンを
他のデザイン画と共に、ひとりフランスのパリに出向き
知人の紹介を経たコンテンポラリー・ファ二チャーのショップ・オーナーに見て頂いた
思い出ある一点です。

そのオーナーとは、意気投合したのですが、
ペーパー・ワークではなくリアルな作品をとの返事を頂き、帰路に着きました。
そして、その一言が今の物作りへと導いてくれたように思います。


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w560 d40 h800
材/ハード・メープル






では、この作品が出来上がるまでの自分なりの物作りのプロセスを
ご紹介したいと思います。

まずは、実寸の外形の型枠を作ります。
最初から実寸でデザインを書く方法もありますが、僕はアイデア・デッサンを
拡大コピーして自分が適正と思えるサイズを決定しています。
それを板に貼付けテンプレートにします。
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テンプレート


鏡が入る部分を掘り込むのに使用する型 (治具)を作ります。 d0165262_1320670.jpg


鏡本体の木部分を用意します。
今回は、厚み4センチのハード・メープルを使用します。
出来上がりの幅560/縦800になるよう4枚の材を接着します。

ハード・メープルは、アメリカの有名ギター・ブランドfender社のネックや野球のバットにも使われる木材です。
松井秀喜さんは、大リーグ・ピッチャーの重い球質に対抗する為に同素材のバットに変更したと聞きます。

実際の加工の感触は硬く粘りがあり、手間の掛かるものですが、それは素材の密度が
高いことによるので、それだけ仕上りは素晴らしいと思います。
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木部本体に治具を固定して鏡が入る部分を掘り込みます。
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掘り込み完了。内側も面取りします。


次は、外形の加工です。
カーブになった治具 (テンプレート)を固定して画像右下のトリマーで成形します。
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右側の加工完了


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鏡の外形が出来上がり。

この後、本体のアウト・ラインを大きく面取りして磨き上げ、ミラー・フィニッシュ塗装。
事前に注文していた鏡を表側からクリア・コーキングで接着。
傷を付けないないように布でカヴァーした鏡の上に重りを載せ、数日置き、完成しました !

実際に制作してみてカーブの内側の磨き込みなどが特に手間が掛かりましたが、
出来上がった作品を手に取ると、ふっと頭に浮かんだギター・リフが曲に成ったのと同じに嬉しくて
いろんな事を忘れてしまいます。

尚、この記事制作は、ブログの引っ越し、その他PCの操作などを
パンク死土こと伊勢田勇人君が
懇切丁寧に手解きしてくれたことによるものです。感謝です。
                            鶴川仁美
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by tsurukawah | 2010-05-28 17:14
2010年 05月 26日
引っ越しました
hatenaブログから引っ越しました。
コメントのいくつかが移動できずに申し訳ございません!

今後、こちらのブログに改めてコメント願います!

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by tsurukawah | 2010-05-26 18:08
2010年 05月 26日
ちっご・サンセット
ちょっと前のこと。大川@福岡に行ったときに、キレイな夕焼けに遭遇!

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これぞまさしく
ちっご(筑後)サンセット!
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by tsurukawah | 2010-05-26 17:50